そんなことある？！光回線の工事できない場合

自宅に光回線をいざ契約しようと思ったのに、契約できない！と契約を断られてしまうことがあります。

なぜなら、光回線の工事ができない場合があるのです。 「そんなことあるの？！」と驚かれるでしょうが、残念ながらあるのです。

では、どんな場合だと光回線工事ができないのでしょうか？

■光回線を引けない建物の場合

建物の構造によっては、光回線を引くことができないことがあります。

外壁の問題で、光回線を引くための器具が入らなかったり、光回線を通す場所がないような外壁では光回線を引くための工事がそもそもできません。

光回線を通すために、配管やエアコンのダクトを使ったりする場合には、その配管やダクトによっては通すことができない場合もあります。

さらに、自宅の建物と電線の距離が離れすぎていてつなげられないという距離が問題になる場合もあります。

基本的に、光回線を引くためには、まずは電線から引っ張ってきて、建物、そして部屋に通すのでその間に何かしらの障害などがあると、光回線を引くことが不可能になってしまうのです。

■光回線が対応していない地域の場合

光回線は地域によって異なります。 NTTなどはフレッツ光が全国対応しているとはいえ、そのエリア外の場合は光回線が対応していないのです。通信エリア外といわれるものです。

これは、光回線を提供する会社の問題なため、どうしようもないというのが現状です。 いずれは、自宅のエリアに光回線が対応するという望みもなくはありません。

しかし、その場合は光回線ではなく別のネット回線を選択するしかなくなりますが、

地域ごとに光回線の提供会社は異なります。光回線の会社では、自分たちが提供しているエリアをサイト上で公開しているので、住んでいる地域にはどこの光回線の会社が提供しているのか調べることができます。

■光回線が引けない場合は、どうすればいいの？

せっかく光回線を契約しようと思ったのに、契約を断られてしまい、どうやってネット環境を作ろう…と絶望的な気持ちに陥ることはありません。

光回線が引けなかったとしても、別の方法があります。 話題の光回線ではありますが、光回線だけがネット回線ではありません。

ダメだった場合に検討していただきたいのは、

ADSL
モバイル回線<br>
この２つです。

ADSLは自宅の電話回線を利用してインターネットに接続する方法です。 光回線が普及する前には、ほぼインターネットに接続するにはこのADSLを利用していました。

対応エリアも広く取り扱っている大手企業がもちろんありますので、光回線がダメだったとしてもADSLなら接続できる場合が多いです。

また、光回線よりも月額料金が安いというメリットもありますので、ぜひ検討してください。

モバイル回線といわれているのが、モバイルWI-FIなどの有線を必要としないネット回線です。

今は速度も光回線に追いついてきていますし、線を必要としないため、工事も不要です。 引っ越しが多い方や一人暮らしの人、また持ち歩けるタイプであれば、どこでもネット環境を作ることができるのもメリットです。

月額費用は光回線とそんなに変わりませんが、従量制のプランがあり、動画やゲームなどをしない方などは、容量が低いプランを選べば容量無制限の光回線よりも節約できる可能性があります。

■最後に

いざ契約だ！と意気込んだのに、光回線が引けないなんて！と驚いてがっかりする前に、光回線の対応エリアなのかは自分で調べられますし、１社１社調べるのが面倒だなという方には、いろんな光回線を取り扱っている代理店がありますので、そちらにまず相談して自分の住んでいる地域に対応している光回線会社があるのか？それはどこなのか？などを教えてもらうこともできます。