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今更聞けない!スマホの速度制限はなぜ起こる?!

光回線には通信量の制限はないため、いくらでもインターネットを使うことができます。 ですが、スマートフォンなどの携帯電話のデータプランでは、毎月3GBや5GBなど、通信量に制限があります。

そして、この通信量を超えてしまうと、翌月になるまで通信速度が遅くなる「速度制限」がかかってしまいます。 スマホのインターネット接続において速度制限が起こる理由と、コストをかけずに速度制限を回避する方法について解説します。

 

■ スマホの利用で速度制限がかかる理由

結論を最初に言うと、携帯電話会社は回線の混雑を避けるために速度制限を設けています。

スマホのインターネット通信に使われているLTE回線の電波は、電波塔から発信されています。

現時点では、この電波塔の数が十分に多くないため、通信量に制限を設けなければ回線が混雑してしまうのです。 回線が混雑すると、インターネットに接続できない人も出てくるため、毎月のデータ通信量の上限と、超えた場合の速度制限という仕組みが使われているわけです。

大手携帯キャリアのデータプランは、最も小さいプランで月1GB、最も大きいプランで月30GBの上限が設けられています。 細かく見ていくと、1GB、2GB、3GB、5GB、20GB、30GBの6プランです。

かつて存在していた7GBのデータプランや、利用者ニーズの多いであろう10GBのプランがないのはいやらしい気もしますが、現状ではこの6プランから選べます。

それぞれのデータプランの上限を超えると速度制限がかかり、翌月になるまで著しく通信速度が低下してしまいます。 具体的にどれくらい落ちるか見てみましょう。

インターネットの通信速度はbpsという単位で表しますが、大手携帯キャリアの通常の最大通信速度は次の通りです。

ドコモ      788Mbps
Au        590Mbps
ソフトバンク  350Mpbs

会社によって差はありますが、いずれもインターネットを利用するには十分な速さです。一般的なウェブサイトの視聴であれば、10~30Mbpsもあれば問題ないと言われています。

ところが、速度制限がかかると、通信速度は128Kbpsまで落ちてしまいます。 数字だけ見ると問題ないと思うかもしれませんが、単位を見てください。MからKに変わっています。

M(メガ)はK(キロ)の1000倍です。128Kbpsという数値をMで表すと、0.128Mbpsとなります。通常のインターネット利用さえ満足にできなくなる速度まで落ちてしまうのです。

実際、スマホで速度制限がかかると、ストレスなくインターネットの閲覧を行うことはできなくなってしまいます。

 

■ 速度制限を回避するためのお得な方法はある?

速度制限を回避するために良い方法はあるのでしょうか。

まず思いつくのは、データプランを変更することです。

例えば、5GBのプランで毎月速度制限がかかってしまうのであれば、20GBにすればまず制限がかかることはないでしょう。 30GBのプランであれば、毎日ずっと動画を視聴したり、オンラインゲームをするというのでなければ、むしろ通信量が余ってしまうくらいです。

ですが、この方法だと毎月の携帯電話料金が上がってしまいます。5GBから20GBに上げると1,000円、20GBから30GBに上げると2,000円負担が増えます。

また、通信制限がかかっても、追加でデータ量を購入することができます。

しかし、0.5GBの追加で550円、1GBで1,000円と、正直に言ってかなり割高です。 1GBを毎月追加購入するくらいなら、最初からデータプランを上位のものに変更した方がよいでしょう。

実は、このように金銭的コストをかけなくても、データ通信量を節約して速度制限を回避する方法はあります。

 

■ 速度制限を回避のために無料Wi-Fiを上手に使おう

その方法とは、さまざまな所で利用できる無料Wi-Fiを上手に使う、というものです。

日本は諸外国と比べて長い間Wi-Fi後進国と言われていましたが、最近ではWi-Fi環境の整備がかなり進んでいます。

空港や駅はもちろん、喫茶店でも無料でWi-Fiが使えるところは多いですし、都市部では区や市などの自治体が無料Wi-Fiを提供してくれています。

無料Wi-Fiが使えるところではLTE回線を使わないようにすれば、その分通信量を節約できます。

また、自宅に光回線を導入している場合は、ルーターを使って自宅にWi-Fi環境をつくれば、同じようにLTE回線を使わなくて済みます。

さらに小技として、スマホのアプリのバックグラウンド通信をOFFにするという方法もあります。

アプリの中には、起動していなくてもネットに接続して通信を行うものがあります。このことをバックグラウンド通信と言いますが、通信量を消費してしまう原因なので、不要なものは設定をOFFにしておきましょう。

バックグラウンド通信はバッテリーも消費するため、OFFにすればバッテリーの節約にもなります。

 

■ Wi-Fiを上手に使えば速度制限を回避できるだけでなく、データプランも変更して電話料金も節約できる

Wi-Fiを上手く使いこなし、適切に通信量を減らすことができれば、データプランをより少ないものに変更することも可能です。

特に20GBや30GBのデータプランを使っている方は、3GBや5GBのプランに変更すれば毎月1,000円以上電話代を安くできます。

思い切って格安SIMに変更すれば、携帯電話料金を毎月1,500~2,000円まで落とすことも可能です。

スマホでデータプランを契約している人にとってWi-Fiを上手に使いこなすことは、速度制限を回避するだけでなく、携帯電話料金の節約にも有効です。

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