光テレビってなに?!インターネットを契約してオリジナル番組が見られる時代です!
現在では、どこの家庭でもインターネット回線が設置されているのはごく当たり前となっています。 実際、インターネットは現代社会に不可欠な存在なので、一人暮らしの方でも何らかのインターネット回線は契約していますよね。
実は、インターネットの固定回線を契約すると、インターネットだけでなくテレビ番組も視聴できるようになることが多いです。
地上波放送だけだと見られる番組も少ないですが、インターネットテレビでは国内外のさまざまな番組を視聴することができます。
テレビ好きにはとても嬉しいサービスです。
代表的なインターネットテレビについて、提供されるサービスと利用料金の二つを中心に解説します。
■ どんなインターネットテレビがあるの?
インターネット回線にたくさんの種類があるように、インターネットテレビも何種類かあります。 特に代表的なのは、以下の2つのインターネットテレビです。
① CATV
② ひかりテレビ
① CATV
CATVはご存知の方も多いと思いますが、ケーブルテレビのことです。
インターネットテレビのほとんどはインターネットサービスに付随する形で提供されています。つまり、インターネットがメインのサービスなら、インターネットテレビはオプションという扱いになります。
ところが、CATVの場合にはテレビサービスが先にあって、後からインターネットサービスが付け加えられたという経緯があります。
もともとCATVは有線放送によってさまざまなテレビ番組を視聴できるサービスでしたが、テレビ放送のための回線にインターネット接続の機能をつけて、同じ回線でインターネットも利用できるようになりました。
そのため、CATVで視聴できる番組の数や種類は非常に充実しています。
一方、インターネットに関して言えば、光回線よりも通信速度が遅いなど、回線スペックは劣ります。
また、テレビの視聴とインターネットの利用を合わせた料金は、5000~6000円となっています。
ただし、賃貸物件などではマンション全体でCATVに加入していることが多く、その場合、入居者は無料でCATVを利用できる場合も少なくありません。
結論を言うと、CATVは利用料金が高めで、通信速度などのスペックも高くないため、インターネットの利用がメインの方にはあまりオススメできません。
ですが、無料で利用できる場合や、テレビ番組の視聴を重視する場合にはオススメです。
② ひかりテレビ
ひかりテレビは光回線を利用したテレビサービスです。
4種類のプランがあり、最も安い「基本放送プラン」では、地デジとBSデジタルに加え、専門チャンネル10種類以上を月額1000円で視聴することができます。
最も高いのは月額2500円の「お値打ちプラン」ですが、地デジとBSデジタル、専門チャンネル50種類以上に加え、映画やドラマなどの動画を12000本以上見ることができます。
また、月額1500円のプランとして、地デジとBSデジタルに加え、専門チャンネル50種類以上を視聴できる「テレビおすすめプラン」や、動画を視聴できる「ビデオざんまいプラン」があります。
ひかりテレビは基本的に光回線と合わせて契約する形となります。
つまり、月額1000~2500円の利用料金に加えて、光回線の利用料金もかかることになります。
「かなり高くなりそう…」と思う方もいるかもしれませんが、実は光回線の利用料金はそれほど高くありません。
光回線の基本料金こそ、マンションタイプで月額3800~4000円、戸建てタイプで5000円前後となっていますが、光回線にはさまざまな割引があります。
数万円のキャッシュバックに加え、毎月500円から2000円携帯料金が割引になるスマホ割(セット割)など、最終的な月額料金はかなり安くなります。
実際、ひかりテレビと光回線をセットで申し込んだとしても、実際に支払う月額料金は4000円から6000円くらいに収まります。
■ CATVとひかりテレビのどちらがオススメか
どちらが良いのかは、テレビの視聴とインターネットの利用のどちらを優先するかで選ぶと良いでしょう。
テレビの視聴を優先するなら番組数の多いケーブルテレビが良いです。
一方、インターネットの利用が優先で、テレビ番組はそれほど見ないというのであれば、光回線の方が回線スペックが高いですし、利用料金も安くなります。
また、まったくテレビは不要というのであれば、ひかりテレビのオプションを申し込まないという選択肢もあります。
料金的に言えば、選択するテレビサービスのプランにもよりますが、ひかりテレビの方が平均的に安くなります。
料金重視の方であれば、ひかりテレビの方が良いかもしれません。
ただし、賃貸物件などではCATVが無料で利用できることもあります。通信速度などに不満がなければ、無料でCATVを利用するのが最もコストがかかりません。
また契約手続きが不要なので、手間もかからないというメリットもあります。