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プロバイダ不要の光回線!プロバイダ不要は本当にお得なの?!プロバイダありとなしの違い

最近では「プロバイダ契約不要!」と宣伝している光回線が増えてきました。

「~不要!」と書かれていると、なんとなく手間がかからず、料金的にもお得な印象を持つかもしれませんね。 とは言え、よくわからないまま契約してしまうのは危険。

インターネット光回線を契約するのであれば、少なくとも「プロバイダとは何なのか」ということや、「プロバイダ契約が不要だとなぜお得なのか」ということは理解しておいたほうが良いです。

 

■ プロバイダって何?インターネットを使うためになぜ必要なの?

まず最初に理解しておきたいのは、そもそもプロバイダは何のためにあるのかということ。

プロバイダはインターネットを使うときによく聞く言葉ですが、理解があいまいな人も結構多いのではないでしょうか。

一言で言えば、プロバイダとはインターネットと端末を接続する仲介役のような存在です。

光回線や電話回線、Wi-Fiなどの「回線」は、あくまでインターネット通信でデータがやり取りされる「道」です。 道があるだけではデータをやり取りすることはできませんよね。

実際にデータを送受信させる仲介役が必要になります。その役割を担っているのがプロバイダなんですね。

フレッツ光など一昔前に主流だった光回線では、回線事業者とプロバイダ業者の契約は別々となっていました。

しかし、現在では、回線とプロバイダの契約が一体となった光回線が主流となっています。

実は、「プロバイダ契約が不要」と言うのは、この回線とプロバイダの契約が一緒になっていることを意味しているに過ぎません。

すでに説明したように、インターネットを利用するためには、プロバイダというのは絶対に必要な存在です。

ですので、本当にプロバイダとの契約が不要というのは、現状ではありえないわけですね。

 

■ 回線とプロバイダの契約が一緒だとなぜお得なの?

上で述べたように、最近の光回線では回線とプロバイダの契約が一緒になっていることが多いです。

これは利用者側にとってもたくさんのメリットがあります。具体的には、以下の点で便利なんですね。

 

1. 一般的に利用料金が安くなる

フレッツ光などの回線とプロバイダの契約が別々の光回線と比べて、回線とプロバイダの契約が一緒になった光回線は基本料金が安い傾向にあります*。

* フレッツ光のマンションタイプなどでは例外もあります。

単純に基本料金が安くなるので、その分通信費を節約することが可能です。

 

2. 問い合わせが楽

回線事業者とプロバイダの契約が異なると、問い合わせ先も異なります。

インターネット回線に関するトラブルなら回線事業者、インターネット接続に関するトラブルならプロバイダに問い合わせなど、問い合わせたい内容によって問い合わせ先が変わるのは面倒ですよね。

運が悪いと質問をたらい回しにされた挙句、満足できる回答を得られないなんてことも。

一体型の光回線であればサポート窓口もひとつですので、このような面倒なことにはなりにくいです。

 

3. 請求が同じになる

回線事業者とプロバイダの契約が別々だと、請求も別々になります。

コンビニ支払いの場合は毎月二度も支払わなければいけません。

クレジットカード払いや銀行引き落としだと手間ではありませんが、個人事業主の方なんかだと帳簿付けが二度手間になりますよね。

一体型の光回線であれば請求もまとめてくれるので、手間が省けます。

 

4. 解約の手続きが楽/違約金が発生しても一度だけ

最後に、光回線を解約するときにも一体型は楽です。 契約が別々だと解約手続きも二度必要になります。

また、解約時に違約金の発生するプロバイダだと、光回線と合わせて二つの違約金を支払わなければいけなくなります。

一体型の契約であれば、違約金が発生したとしても一度だけです。

 

■ 「プロバイダ契約が不要」という宣伝には注意

最近の光回線では、光回線とプロバイダの契約が一緒になったものが主流です。

ですので、別にプロバイダと契約しなくても良いことは、そこまで大きなアドバンテージとなるわけではありません。

なので「プロバイダ契約が不要」というキャッチコピーで光回線の契約を売り込んでくる業者には十分に注意してください。

「プロバイダの契約をしなくて良い」という言い方自体、かなり誤解を招く表現ですし、正確さを欠いています。

その場合は「契約をしなくて良いというのはどういうことか」などと質問をしてみましょう。

今回の記事で説明したようなメリットを明確に説明できないような業者であれば、光回線に関する知識が十分でなく、単に契約を取りたいだけの可能性もあります。

このような業者で光回線を契約すると不利益を被るリスクが高いので、ちゃんとした業者を選んだ方が良いです。

具体的には、各々の光回線の公式販売店や公式販売代理店である業者を選ぶことをオススメします。公式であれば、オンラインショップであれ実店舗であれ、安心して契約することができます。

光回線の代理店はたくさんあり、文字通り玉石混交です。

隠れた良店を見つけるのは大変なので、あまり知識がなく時間もかけられないという方は、公式のお店で契約するのが確実かつ安全です。

いずれにせよ、「プロバイダ契約が不要!」と言った、怪しいお店のキャッチセールスに引っかからないためには、プロバイダや光回線に関する最低限の知識が必要です。

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