フレッツ光は高いの？お得にできる方法があります！

フレッツ光はNTTが提供する光回線で、昔から使い続けられている定番のインターネット回線です。 言ってみれば、光回線の先駆け的な存在ですね。

少し前までは光回線＝フレッツ光というぐらいだったので、昔に契約したまま使い続けているという方も多いでしょうし、また、今でも新規契約する方は少なくはないと思います。

実は、フレッツ光は下手に契約してしまうと、他社の光回線よりも月額料金が1000円から2000円高くなってしまうことがあります。

毎月1000円高いとしても年間で1万2000円。2年間なら2万4000円も余計に負担を強いられることになります。

これは結構もったいないですよね。

そこで、フレッツ光をなるべく安い料金で使うためのポイントについて解説します。損をしたくない方は必読です！

■　フレッツ光で毎月これだけ支払っていたら払い過ぎ？

現在の光回線の料金相場は、戸建てタイプで5000円前後、マンションタイプで3800円から4000円となっています。

もちろん、これは基本料金なので、キャッシュバックやスマホ割などの割引があればもっと安くなりますし、有料オプションをつければその分高くなります。

ですが、この料金相場は光回線の料金として高いか安いかの目安になるので、覚えておいてください。

有料オプションなどに加入せず、通常のプランで契約すれば、月額料金はこの相場額と同じくらいか、もっと安くなります。

ところが、フレッツ光の場合、毎月の支払い料金が戸建てで6000円、マンションで5000円を超えることがあります。

これだとちょっと払い過ぎということになります。相場よりも1000円高いですからね。

また、戸建ての相場が5000円、マンションの相場が3800円と言っても、キャッシュバックやスマホ割による割引があるので、実際に支払う料金はもっと安くなります。

戸建てなら月額4000円、マンションなら月額3000円を切る場合もあります。

そう考えると、フレッツ光の毎月の支払い額が6000円や5000円を超えるのはかなり高いということになりますよね。

■　フレッツ光の月額料金が高くなる理由

それでは、なぜフレッツ光の月額料金が高くなるのでしょうか。特に以下の二つの原因が多いです。

①　プロバイダの料金が高い

光回線を利用するには、回線事業者とプロバイダの二つと契約する必要があります。

現在では、回線事業者とプロバイダの契約が一つにまとめられていることが多い(これを一体型と言います)のですが、フレッツ光では別々の契約となります。

別々の契約の場合、プロバイダを自分で選ぶことになるのですが、プロバイダ料金は会社によって異なります。

フレッツ光で利用できるプロバイダなら、最も安いもので月額500円、最も高いもので月額1200円です。

その差は700円ですね。

フレッツ光の月額料金が相場よりも高い場合、知らない間に月額料金が最も高いプロバイダと契約している可能性があります。

いちばん安いプロバイダを選択するだけで毎月700円安くすることができるので、もしフレッツ光を契約する前であればプロバイダは慎重に選ぶようにしましょう。

特に家電量販店で契約する場合、お店の推奨するプロバイダを勧められることがあります。そういう場合こそ、プロバイダ料金が高いかどうかの確認は必須です。

②　不要な有料オプションに加入している

実は、月額料金が高くなってしまう一番の理由はこれです。

フレッツ光には、ひかり電話やフレッツテレビなどのさまざまな有料オプションが用意されています。

オプション一つあたりの利用料金は月額500円から1500円と幅があります。

500円のオプションひとつならそこまで高くはなりませんが、二つや三つ加入すると結構大きくなりますよね。

また、1500円のオプションに加入すると、利用料金はグッと高くなります。1500円のオプション二つに入ると、それだけで月額3000円の負担です。

自分で希望して有料オプションに加入するのであれば良いのですが、問題は良くわからずに加入していたケース。

特に家電量販店などで契約すると、キャッシュバック増額の条件として、お店の勧めるオプションに加入しなければいけないことがあります。

オプションの加入期間は最低1ヶ月か2ヶ月が条件なので、その期間だけ利用して後は外してしまうというのが良くあるパターンです。

ですが、うっかりオプションの解約を忘れていると、使わないオプションのために高い料金を払い続けることになります。

また、光回線に詳しくないと、そもそも不要な有料オプションに加入していることに気が付いていないことすらあります。

これだと、光回線を解約するまでいつまでも払い続けることになってしまいますよね。

ですので、契約時には不要なオプションは付けない、キャッシュバックのために有料オプションを付けたら条件の期間が終わったら必ず外すことが重要です。

■　すでにフレッツ光をお使いの方が月額料金を安くする方法は？

フレッツ光の月額料金が高くなってしまう理由は主に、①プロバイダ料金が高い、②不要なオプションに加入している、の二つでした。

このうち不要なオプションはすぐに外すことができますが、プロバイダの変更はなかなか難しいです。

というのも、フレッツ光の利用を続けたままプロバイダだけを変更することは、現在ではあまり主流ではないからです。そのため、プロバイダだけを変えようとすると、さまざまな点で条件が悪くなってしまいます。

ですので、この場合はフレッツ光自体を変更してしまうことをオススメします。

実際、長年フレッツ光を使っている方が他社の光回線に変更すると、メリットは多いです。

①　キャッシュバックを貰える
②　スマホ割による割引を受けられる
③　基本料金がそもそもフレッツ光より安くなる

特に、スマホ割はフレッツ光にはない割引制度です。スマホ割が適用されると、毎月500円から2000円の割引を受けられるので、かなり大きいですね。

さらに、フレッツ光から光コラボに変更する場合、通常の乗り換えとは扱いが異なります。

光コラボとはNTTの回線設備を使った光回線のことです。つまり、フレッツ光から光コラボに変える場合、利用する回線設備自体は同じままです。

そのため、解約時に違約金がかからない、回線工事が不要など、変更時の初期費用が安くなります。

このようなフレッツ光から光コラボへの乗り換えを「転用」と言います。

ソフトバンク光やドコモ光、BIGLOBE光など、光コラボには人気の光回線が多くあります。

スマホ割や転用によるメリットの他、単純に光コラボの方が基本料金が安くなることが多いので、条件の良い光コラボがあれば積極的に転用を検討してもよいでしょう。

また、auひかりやNURO光などの光コラボ以外の光回線も条件面で決して劣っていません。

光コラボ以外の光回線では転用によるメリットはありませんが、基本料金は安くなりますし、キャッシュバックやスマホ割による割引も受けられます。

いずれにせよ、フレッツ光の月額料金がプロバイダが原因で高くなっている場合は、他の光回線への乗り換えがオススメです。