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光回線の終端装置(ONU)って何?ールーターやモデムとの違いも合わせて解説

光回線を使いこなし、快適にインターネットを利用するためには、知っておいた方がよい知識がいくつかあります。 終端装置(ONU)もその一つ。ONUは、パソコンなどの端末を有線LANで光インターネットに接続するときに使うものです。

ですが、同じインターネットの接続機器であるルーターやモデムと違って聞きなれない言葉ですよね。そもそもルーターとモデムの違いもよくわからないという人も多いでしょう。

今回は終端装置(ONU)がどんなものなのか分かりやすく解説します。そして、ONU、ルーター、モデムの違いも合わせて説明しちゃいます。

 

■ 光回線で使う終端装置(ONU)って何?

光回線でインターネットに接続するためには、光ファイバーケーブルとパソコンなどの端末を接続する必要があります。

基本的には、LANケーブルというケーブルと使って接続しますが、LANケーブルをつなぐ光ファイバーケーブル側の接続機器が終端装置(ONU)です。

終端という名前がついているように、ONUは光ファイバーケーブルの末端になります。分かりやすく言うと、ONUは光回線の一番端っこの部分ですね。

戸建て住宅の場合、光ファイバーケーブルは居室まで引かれるため、ONUは基本的に部屋の中にあります。

一方、マンションなどの集合住宅では、光回線は共有部分までしか引き込まれないことも多いです。その場合、ONUは共有部分に設置され、そこから各部屋まで配線方式に応じてLANケーブルや電話線が引かれます。

設置場所がどこであれ、ONUは光回線でインターネットを利用する際には必ずなくてはならない存在です。

光回線と端末を接続する機器ですからね。

したがってONUに問題があると、インターネットがつながらくなったり、回線速度が遅くなったりすることもあります。

 

■ 終端装置(ONU)が原因で回線速度が遅くなるケース

プロバイダの通信障害や端末のスペック不足など、インターネットの速度が遅くなる原因はたくさんあります。

もちろん、ONUが原因で回線速度が遅くなっているケースもあります。

特に多いのがONUとケーブルの接続不良。

ONUは光回線側では光ファイバーケーブル、端末側ではLANケーブルにつながっています。

どちらか、あるいは両方のケーブルがONUと接続不良を起こしていると、通信が上手く行われず、回線速度が遅くなる可能性があります。

他には、接続不良がなくても、ONUの機器自体に問題があることもあります。

マンションの共有部に設置されている場合は確認が難しいのですが、自宅や部屋にONUが設置されている場合は、機器のランプを確認することで状態を知ることができます。

ランプの形状は機器の種類によって異なりますが、緑色が点灯している場合は正常です。

単純にLANケーブルが抜けかけているなどの問題であれば、自力で対処することも可能ですが、光ファイバーケーブル側に問題があったり、ONU自体に問題がある場合は難しいです。

そのような場合は、契約している回線事業者のサポートに連絡しましょう。ONUは光回線の回線事業者が貸し出すことが多いため、トラブル対応も回線事業者が行ってくれます。

 

■ 終端装置(ONU)、ルーター、モデムの違い

最後に、ONU、ルーター、モデムの違いについて解説します。 いずれも端末とインターネット回線をつなぐものであることは共通ですが、正確には異なるものです。

例えば、光回線にモデムを使うことはできません。

通信技術の話になりますが、仕組みは簡単です。また、この仕組みを理解すれば、なぜONUが光インターネットに必要なのかも分かります。

まず、三つの共通点として、端末をインターネット回線をつなぐものであると言いました。なぜインターネットが利用できるかというと、インターネット回線と接続された端末が、テキストや画像、音声などのデータを受信するからです。

つまり、何のためにインターネット回線をつなぐのかと言うと、ごく大雑把に言ってしまうとデータを受信するためです。

ところが、データ通信には使う信号にはさまざまな種類があります。

例えば、光回線であれば、光信号と呼ばれる信号でデータが送られてきます。ところが、パソコンなどの端末は光信号を受信しても、認識することができません。パソコンなどの端末が認識できるのは、デジタル信号という信号だからです。

そこで必要になるのが終端装置(ONU)です。

光ファイバーケーブルから光信号を受信したONUは、光信号をデジタル信号に変換します。変換されたデジタル信号は、今度はLANケーブルを通ってパソコンに送られます。

また、ONUはパソコンから送られてきたデジタル信号を光信号に変換し、光回線の側に流すという役割も担っています。

一方、モデムはADSLなどの電話回線方式のインターネット回線で利用されるものです。

電話回線で送られてくるデータはアナログ信号と呼ばれる信号です。アナログ信号もパソコンなどの端末は直接受け取ることができません。

もうお分かりのとおり、モデムは電話回線からきたアナログ信号をデジタル信号に変換して端末に送る、あるいは逆に端末からきたデジタル信号をアナログ信号に変換して電話回線に送るという役割をもっています。

ONUもモデムも、インターネット回線と端末を接続し、相互に受信できる信号に変換するという点では共通です。ですが、前者では光信号とデジタル信号を扱うのに対し、後者ではアナログ信号とデジタル信号を扱うという違いがあります。

これが、光回線でモデムを使うことができない理由です。

そして、ルーターの役割ですが、ルーターは複数の端末をインターネット回線に接続するための機器です。

実は、ONUやモデムは一台の端末しか有線で接続することができません。

そこで、ONUやモデムに端末を直接接続するかわりにルーターを接続すれば、ルーターに複数の端末を接続できるようになります。

また、ルーターにはWifiを利用できるWifiルーターと呼ばれるタイプもあります。 このように、ルーターはひとつのインターネット回線で複数の端末をインターネットに接続するためには欠かせないものです。

言わば、「ハブ」のような存在ですね。

最近では、モバイルWi-Fiルーターという持ち運びのできるWi-Fiルーターも登場しており、固定回線までは必要のないインターネットのライトユーザーの方に使われています。

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