引っ越しや転勤の多い方はインターネット無料物件かauひかりがオススメ
転勤が多く、引っ越しの多い方にとって悩みの種となるのが光回線。 というのも、光回線の多くは長期的に利用することが前提となっており、短期間で解約すると負担が大きくなってしまうからです。残念ながら、現時点では短期解約しても負担の少ない光回線はありません。 ですが、引っ越しや転勤の多い方が、なるべく負担が少ない形で光回線を利用する方法はあります。
■ 短期解約はデメリットだらけの光回線。引っ越しや転勤の多い方にはつらい
光回線は基本的に長期利用が前提となっています。短期間での解約には次のようなデメリットがあります。
① 解約金・違約金が発生する
② 工事費の残額の支払いが発生する
③ 光回線の解約のたびに回線工事が必要になる
④ 短期解約を繰り返すとブラックリストに載るリスクがある
まず、ほとんどの光回線には2年間か3年間の最低利用期間が設けられています。この利用期間中に解約すると、1万円前後の解約金・違約金が発生します。 光回線によっては1万円以上の解約金が発生するものもあります。
また、契約時に工事費が発生する光回線では、違約金に加えて、解約時に工事費の残額を一括で払わなくてはいけません。Nuro光のように工事費が40000円と高額な光回線では、短期解約すると金銭的負担が非常に大きくなります。 金銭的負担に加えて、手続きが手間という問題もあります。
光回線は契約してすぐに使えるようになるわけでなく、回線工事を終えて初めて利用可能になります。契約から回線工事が完了するまでは早くても2~3週間はかかるので、頻繁に光回線の解約と契約を繰り返していると大変です。
さらに、あまりにも短期間で光回線の解約と契約を繰り返していると、業者のブラックリストに載ってしまい、契約を断られるというリスクもあります。
他にも、短い期間で解約するとキャッシュバックが貰えなくなる場合もあります。 このように、短期解約を繰り返すことはさまざまな点でデメリットが多く、引っ越しや転勤が理由であっても可能な限り避けた方が良いです。
■ 引っ越しや転勤の多い方はインターネット無料物件がオススメ
短期解約を繰り返すとデメリットが多いのであれば、引っ越しや転勤が多い方はどうすればよいのでしょうか? 一番良いのは、すでに光回線が導入されている部屋を探して契約することです。
現在では、入居者を確保するために、すでにインターネット回線を導入しているアパートやマンションが増えています。 中には無料でインターネットを使えるという物件もあります。
このような物件であれば、すでに光回線が導入されているので自分で契約する必要はありません。また、解約の手続きも不要なため、部屋を出ていくときに違約金や工事費の残額を支払う必要もありません。 引っ越しや転勤が多いのであれば、光回線がすでに導入されている部屋を見つけるのが一番理想的です。
ですが、引っ越し先によってはインターネットが導入されている物件が少ない場合もあります。
また、インターネットが導入されている物件の中には、回線速度が極めて遅かったり、通信が不安定な場合もあり、快適にネットを使えないケースがあります。
そのような場合には自分で光回線を契約しなければいけません。
とは言え、ほとんどの光回線は長期利用を前提としており、短期解約すると損してしまうことはすでに書いた通り。引っ越しの多い方に適した光回線はほとんどありません。
ですが、中には引っ越しや転勤の多い方に合った光回線もあります。その一つがauひかりです。
■ 引っ越し・転勤の多い方にauひかりがオススメな理由
引っ越しや転勤が多い方にauひかりがオススメなのは、移転手続きさえ行えば、そのまま引っ越し先でも利用できるからです。
移転手続きを行えば解約金や違約金の類は発生しません。また、手続き費用も発生しませんので、解約した場合と比べて金銭的負担がとても少なくなります。
唯一残念なことは、新たに回線工事が必要となり、工事費用も発生すること。
auひかりの工事費はマンションタイプで30000円と光回線の中では比較的高いのですが、24回の分割払いで支払うことが可能です。
また、auひかりは月額料金が他の光回線に比べて安めなので、工事費の分割払い分を含めたとしてもトータルの月額料金は比較的安く済みます。
auひかりの基本料金は戸建てタイプで5100円、マンションタイプで3800円です。
また、auの携帯電話を使っている方であれば、スマホ割(スマートバリュー)が適用されて携帯電話料金が割引されます。 スマホ割が適用されると、契約しているデータプランに応じて、毎月500円から2000円割引されます。最も利用者の多い5GBのデータプランなら、月額1410円の割引です。
単純にスマホ割の割引を考慮するなら、マンションタイプなら月額料金は2400円程度になりますね(月額料金3800円-スマホ割1410円)。
また、auひかりでは、光電話という月額500円のサービスをオプションでつければ、初期工事費用が無料になります。 正確には、工事費の毎月の分割払いと同額の割引が適用され、実質的に無料になるというものです。
auひかりの移転手続きの唯一のネックが工事費の発生なので、光電話の利用で工事費を無料にできるのであればかなり助かりますね。
光電話の月額料金は500円なので、1年間で6000円。3年間使ったとしても18000円で、工事費を支払うよりもお得です。
さらに言えば、auひかりのキャッシュバックは光回線の中でも最高水準です。相場で30000円~50000円のキャッシュバックが付与されるので、転勤の多い方でauひかり以外の光回線を使っている方は、思い切ってauひかりに変えてしまうのも手です。
その際、携帯電話もauにしてしまえばスマホ割が使えるので、キャッシュバック分と合わせて月額料金を極めて低く抑えることができます。 その後は引っ越しをしたとしても移転手続きさえ行えば、低コストで光回線を維持することができます。