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今更きけない!インターネットってなんだっけ?!

インターネットを使っている人にとっては、「コンピュータなどの情報機器をケーブルや無線などの通信回線で結んだ世界規模のネットワーク」というイメージが定着していると思います。日常的にインターネットを利用するにはそうした理解で十分なのですが、インターネットを使わない人に説明するとなると、これがなかなか難しい。どう説明したらいいか。インターネットの基本的な概念について、解説してみましょう。

 

●ネットワークのネットワーク

インターネットの説明の前に、まず「ネットワーク」とは何かについて。交通システムでは、高速道路網や鉄道網と言いますよね。道路や線路が相互につながって網の目状になって機能しているから「網」、すなわちネットワークと呼ばれる。学校のPTAの連絡網もそうですし、人脈も宅配業者の配送システムも、みなネットワークです。

インターネットも一緒です。今やインターネットは固有名詞と化していますが、もともとは「inter」と「network」を合わせた一般名称の略称でした。インターとは、インターナショナルが「国際」と訳されるように、「○○の間」「相互」といった意味ですよね。となると「インター ネットワーク」は、ネットワーク相互を結んだネットワークということになります。

そうなのです。インターネットはある単独のネットワークではなく、コンピュータを使ったさまざまなネットワークを結びつけたネットワークとして生まれたのです。

 

●歴史。もともとは軍事用ネットから始まった

イメージとしては、インターネットは鉄道の相互乗り入れに近いでしょう。鉄道は、各地に鉄道会社がありますよね。これらが独自の線路幅、車両の大きさや形状を使っていれば、線路だけをつないでも相互に乗り入れはできません。国全体の鉄道を一つのネットワークにするには、規格を統一しないと無理です。

コンピュータネットワークも一緒です。1950年代から1960年代にかけて、通信やコンピュータの専門家の間でさまざまなネットワークが作られて、研究者や科学技術者など、一部の人の間で使われていました。ただ、通信規格がそれぞれ違ったりしていたため、そのままではネットワーク同士、相互に情報の乗り入れは無理です。

ネットワークは繋がっていてこそ生きるものですから、なんとか規格を統一したいと考えるのはもっともなことです。この動きに積極的だったのが米軍です。1970年代に入ると、軍の研究所がTCP/IP((Transmission Control Protocol/Internet Protocol)という、二つの通信プロトコルを総称した通信規格が発表しました。TCP/IPの最初のバージョンです。

コンピュータなどの情報機器やOSが違っていても、相互に接続して情報の交換を可能にするプロトコルです。パケット通信という技法を使って情報を送るため、障害にも強いという特徴があるため、インターネットの発展に大きく貢献しました。

1983年には、米国防総省が運営していた「ARPANET」というネットワークでも、それまで利用していたプロトコルからTCP/IPに切り替えました。このネットワークが、現在のインターネットの基礎となっています。「インターネットは軍事用から始まった」と言われる所以です。

1980年代までは、利用方法はまだ学術研究や軍事用に限られていましたが、1990年前後から商用利用に技術が公開され、1990年代半ば以降、一気にインターネットは世界に普及していきました。

 

●私たちはインターネットに直接繋いでいるわけではない

現在、インターネットにつながっているネットワークには、ありとあらゆる団体、個人のネットワークがあります。ISP(プロバイダ)が持っているネットワークはもちろん、企業や大学の中に構築されたLANもつながっています。

といっても、LANは直接インターネットに接続しているわけではなく、ISPのサーバや自前のサーバを立てて外部に接続しています。そういうLANのことを「WAN」と呼びますよね。閉じられたネットワークではなく、外部、つまりインターネットへ接続できるネットワークだから、ワイド・エリア・ネットワークです。いわば、インターネットは地球規模のWANと考えてもいいでしょう。

「インターネット」が固有名詞のように扱われるのは、世界中のおびただしい数のネットワークが繋がって、まるでひとつのネットワークとして働いているように見えるためでしょう。

私たちがインターネットを利用するときは、このネットワークの有機連合体の末端にコンピュータや電話などの情報機器を接続しているわけです。といっても、直接ネットワークにつないでいるわけではありません。ルータがISPのサーバに接続してはじめて、インターネットの世界が画面上に広がるのです。

インターネットに直接接続するということは、自分のコンピュータの中身を世界に向けて公開することです。世界のみんながPCをインターネット上で公開したら、きわめて危険ですし、大混乱が起きます。ISPは、そうしたリスクを大幅に減らし、安心してインターネットに接続できるようにした、接続代行業者のようなものです。グローバルIPアドレスを取得して自宅にサーバを設置すればインターネットに直接アクセスできますが、普通の人は、その必要性はないでしょう。

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