解約時の違約金を負担してくれるオススメの光回線と違約金負担キャンペーンを利用するときのポイント
ほとんどの光回線では最低利用期間が設けられています。そして、最低利用期間中に解約する場合、違約金が発生してしまいます。
違約金の相場は1万円前後ですが、中には3万円近い高額な違約金が発生する光回線もあります。 せっかく自分に合った光回線を見つけて乗り換えようとしても、違約金がネックになってためらってしまうこともあるのではないでしょうか?
キャッシュバックがあっても、違約金の分はマイナスになってしまいますしね。 そんなときにオススメなのが、違約金を負担してくれる光回線です。
■ 光回線の契約で違約金が発生する仕組み
光回線の契約は携帯電話の契約に似ています。つまり、最低利用期間が設けられており、その期間中に解約した場合は違約金(解約金と言われることもあります)が発生します。
最低利用期間は2年または3年に設定されていることが多いです。 違約金の支払いを避けるためには、最低利用期間が終わった後の更新月に解約する必要があります。更新月であれば違約金は発生しません。
ですが、更新月が終わるとまた新しく最低利用期間が発生するため、その期間中に解約するとまた違約金が発生します。 現在主要な光回線の違約金は1万円前後が相場です。ですが、契約プランや契約年数によって、1万5000円や2万8000円などもっと高額になる光回線もあります。
違約金の負担を避けるためには更新月に解約すればよいのですが、2年や3年に一度の更新月を待つのは大変ですよね。 引っ越しやすぐに別の光回線に乗り換えたい場合、都合よく更新月である可能性は低いです。
そんなときにオススメなのが違約金を負担してくれるキャンペーンを行っている光回線を探すこと。 違約金負担キャンペーンであれば自分で違約金を払わずに済むので、更新月に解約したのと同じことになります。
■ 違約金の負担をしてくれるオススメの光回線
嬉しいことに、現在人気の光回線の多くが違約金負担キャンペーンを行っています。特にオススメなのが次の三つの光回線です。
① auひかり
② eo光
③ ソフトバンク光
① auひかり
auひかりは大手携帯キャリアのauが提供する光回線。 他社からauひかりに乗り換えた場合、最大で3万円を上限額として違約金を負担してくれます。
<>p 違約金負担分はau walletか郵便為替での支払い、または月額料金からの割引という形で還元されます。 auひかりでは、au携帯の利用者であれば、契約プランに応じて毎月1000~2000円携帯電話料金が割引になる「auスマートバリュー」(スマホ割)が適用されます。 また、手厚いキャッシュバックも魅力的なので、特にau携帯ユーザーの方にはオススメの光回線です。② eoひかり
eoひかりは関西エリア限定の光回線です。 他社からeoひかりに乗り換えた場合、3万円まで違約金を負担してくれます(マンションタイプでの契約の場合は、1万5000円が上限になります)。
ただし、契約してから1年以内にeoひかりを解約した場合は返金となります。この点は注意してください。 eoひかりでも、au携帯ユーザーはスマートバリュー(スマホ割)が適用され、契約プランに応じて毎月1000円から2000円の携帯電話料割引が受けられます。
スマホ割以外にもキャッシュバックや工事費無料キャンペーンなどさまざまなメリットがあり、関西エリアに居住しているau携帯ユーザーの方にオススメの光回線です。
③ ソフトバンク光
ソフトバンク光はご存知ソフトバンクが提供する光コラボです。 他社からソフトバンク光に乗り換えた場合、発生した違約金と撤去費用を負担してくれます。さらに嬉しいのは、モバイルブロードバンド端末の残債も負担してくれることです。
負担の上限額が10万円と大きいのも魅力的ですね。ただし、モバイルブロードバンド端末の残債は4万2000円が上限額となります。
ソフトバンク光もauひかりやeoひかりと同じく、スマホ割やキャッシュバックキャンペーンが充実しています。
ソフトバンク携帯ユーザーであれば、「おうち割 光セット」(スマホ割)によって毎月1000円の割引を受けることができます。2万5000円から3万円が相場のキャッシュバックも魅力的ですね。
なお、ソフトバンク光の違約金負担は、無線Wi-fiのSoftbank Airに申し込んだ場合も対象となります。
■ 乗り換えのときには違約金負担キャンペーンだけに目を奪われないように
違約金負担は魅力的なキャンペーンですが、これだけを理由に申し込む光回線を決めるのはやめた方が良いです。
というのも、主要な光回線ではスペックはほぼ同じで、選ぶときに重要になってくるのは、どれだけ利用料金を下げられるかだからです。
このことを考えるなら、光回線の選択で重視したいのは、①スマホ割が利用できるかどうか、②キャッシュバックの額と条件、の二つです。
スマホ割とキャッシュバックを組み合わせれば毎月の利用料金をかなり下げられるため、通信費を上手く抑えられます。
違約金負担キャンペーンは現在多くの光回線が行っています。
ですので、違約金負担があるからではなく、自分の利用する携帯電話にスマホ割が適用され、なおかつキャッシュバックがしっかりと貰える光回線を探すのがオススメです。