auひかりの利用料金を延滞してしまうとどうなる？

auひかりを利用していると、当然ですが、毎月料金の支払いが発生します。 うっかりしていると、料金の支払いを忘れてしまっていたり、口座残高が足りなくて引き落としができなかったりすることも。

このように料金の未払いが発生すると一体どうなってしまうのでしょうか？

■　auひかりの利用料金を滞納するとどうなってしまうの？

コンビニ払いでauひかりの支払いを忘れてしまい料金を滞納してしまった、あるいは口座引き落としにしていたがうっかりしていて口座にお金がなかった。 悪気はなくても、なんらかの形でauひかりの支払いを延滞してしまう可能性は誰にでもあります。

また、なかなかお給料が上がらない今の世の中、生活が苦しくて月末にお金が足りないこともあるでしょう。

しかし、いずれにしても料金の未払いは未払いです。もし、auひかりの料金を滞納してしまうとどうなるのでしょうか。
まず、期日までに支払いをしてくださいという通知と払い込み用紙が届きます。そのまま期日までに支払いを終えれば、特に何らかのペナルティーなく利用を継続することができます。

あまり何度も未払いを続けてしまうのは問題ですが、一度や二度であれば、料金をすぐに支払えば問題ありません。 しかし、指定の期日を過ぎてしまうとauひかりの利用が停止されてしまいます。

具体的には、本来の料金の支払い日から1ヶ月程度延滞が続くと、auひかりの利用が停止されてしまいます。
ただし、利用が停止されたとしても、その間に支払いを行えば数日程度で利用停止が解除され、再び使えるようになります。 停止中はインターネットが使えないので不便ですが、この間に支払いを行えば問題が大きくなる前に解決することができます。
利用停止になったにも関わらず延滞を続けていると、2ヶ月で強制解約となってしまいます。 こうなると未払い料金を支払ったとしても解約は免れることはできません。

■　強制解約になってしまうと手続きが大変。さらに違約金が発生する可能性も。

強制解約になると、まず違約金が発生する可能性があります。
auひかりには2年縛りまたは3年縛りがありますが、2年ごとまたは3年ごとの更新月以外に解約すると違約金が発生します(違約金の額は2年縛りで9500円、3年縛りで15000円)。
違約金が発生するのは強制解約になった場合も例外ではありません。

また、auひかりを新規契約したときには工事費が発生します。
工事費の額はマンションタイプで30000円、戸建ての場合で37500円です。 工事費は60回の分割払いとなりますが、毎月工事費と同額の割引が適用されるため、実質的に工事費は無料という状態になります。

そして、この実質無料というのがくせ者なんですね。
割引の適用はあくまでauひかりを利用していることが条件となります。つまり、auひかりを解約した時点で工事費の残債がある場合は、その残債をまとめて支払わなければいけないのです。 もちろん、強制解約となった場合でも同様です。

auひかりが強制解約となった場合、いずれにせよ未払い料金はすべて支払わなければいけません。さらに、解約時期によっては違約金と工事費の残債の支払いも加わるのです。
未払い金を放置して強制解約になる場合は、料金を払いたくても払えないというケースが多いです。それなのに、違約金と工事費残額の支払いが加わるとなると、さらに大変なことになりますね。 光回線の停止になった時点で、強制解約となる前に必ず料金を支払うようにしましょう。

■　強制解約になっても未払い金を放置していると法的措置が取られる

未払い金を放置していると、光回線の停止、そして強制解約という措置が取られます。
それでも放置を続けていると、債権が弁護士に委譲され、法的措置が取られてしまいます。 最終的には栽培沙汰になって財産の差し押さえまでされてしまいます。
さすがに裁判沙汰になるまで未払いを放置しているケースは少ないですが、最悪の場合にはこのようになってしまうことは念頭に置いておきましょう。

■　auひかりの料金未払いを避けるための対策

お金が足りなくなって未払いが発生してしまうのはどうしようもありませんが、うっかりによる未払いを避けるためにはとっておきの方法があります。 それは、クレジットカード払いか銀行口座引き落としに設定しておくこと。 コンビニ払いの場合、毎月自分で支払いを行わなければいけないため、うっかりしているとつい支払いを忘れてしまいます。
しかし、クレジットカード払いや銀行口座引き落としであれば、毎月自動で引きとされます。そのため、うっかり忘れてしまうということは起きません。

ただし、特にクレジットカード払いの場合は、お金が足りなくて引き落としができないと信用情報に傷がついてしまいます。 ある意味ではauひかりの料金滞納よりも大変なことになってしまいますので、口座残高には十分に注意してください。