要注意!年末年始に引っ越す場合、ネット難民になる可能性も!?
年末年始に引っ越す人は少ないかもしれませんが、仕事やプライベートの都合で引っ越しをしなければいけないケースもあるでしょう。 クリスマスに忘年会、仕事納めに里帰り、そして新年会と、年末年始はイベントが盛りだくさん。楽しい時期ですが、何かと忙しい時期でもありますよね。
そんな中に引っ越しを行うのはとても大変ですが、だからこそ気をつけておきたいことがあります。 それは、年末年始は光回線の工事業者も休みになり、申し込む時期によっては工事が大幅に遅くなってしまう可能性があることです。
特に多いのが、12月中旬以降に移転手続きを行い、工事が1月の休み明け以降になってしまうパターン。しかもこのケースでは、1月の休み明けに工事の依頼が集中することで、さらに工事時期が遅くなってしまう可能性があります。
そのため、12月に引っ越しを行う場合は移転手続きの時期に気を付けてください。工事が年明けになると、それまでは光回線が利用できません。年末年始の大切なときにインターネットが使えないのはとても不便ですよね。 12月に引っ越しを行う場合は、できる限り12月上旬には申し込むようにしましょう。引っ越しの予定が決まっているのであれば、11月中に申し込むのがベターです。
●12月に引っ越したのに光回線の工事が年明けになってしまうと大変!
それでは、不幸にも工事が年始の休み明けになると、どうなってしまうのでしょうか。具体的には次の3つの点で困ってしまう可能性があります。
① 年末年始にインターネットが利用できない
② wi-fiルーターでスマホを使っている方はパケット量を消費してしまう
③ 新居が地デジ対応していない場合は、テレビを観れない可能性も
まず、最初の大きな問題は引っ越した新居でインターネットが使えないことです。
年末年始の休みは自宅でゆっくり過ごしたり、家族や友人とメールで連絡するなど、ただでさえインターネットを使う時間が増えます。
帰省できない場合は、インターネットのカメラチャットなどで家族や友人と話すこともあるでしょう。 それなのに、自宅でインターネットが使えないというのは不便を通り越して悲しいですよね。
二つ目の問題は、携帯電話のインターネット接続をwi-fiに頼っている方にとって重要です。
携帯電話のパケット量を節約するために、wi-fiルーターを導入して、自宅ではwi-fiを使ってスマホをインターネットにつないでいる方も多いと思います。
この場合は、スマホのデータ容量が小さいプランを契約していることが多いと思いますが、自宅でインターネットが使えないとパケット量を消費してスマホを使わないといけなくなります。
データ容量が小さいプランだと、すぐにパケット量がなくなって通信速度制限をかけられてしまいます。
特に年末年始は通信量が増えるため、やむなく割高な料金を払ってパケット量を追加しなければいけない羽目になることも…。
そして、三つ目に困ることは、引越先でTVが見れない可能性があることです。 新居に地デジのアンテナがない、つまり地上波デジテル放送に対応していないと、引越しをしてすぐにテレビを観ることができません。
もちろん地デジのアンテナ設置工事を行えば地デジを観れますが、光回線と同じように年末年始はすぐに工事してもらえないでしょう。
光フレッツや光コラボなどの光回線を契約すれば、テレビサービスを利用することができます。
引っ越し先が地デジに対応しておらず、光回線のテレビサービスの利用を考えている場合は、移転工事が間に合わないとテレビを観ることができません。
特に気を付けたいのは、新築の一戸建てに引っ越す場合。
新築の戸建てでは地デジのアンテナが設置されていない場合がありますので、引っ越し前にしっかりと確認しておく必要があります。
なお、マンションのような集合住宅の場合は、普通はアンテナが設置されていますので問題となることは少ないです。
●年末年始を楽しく過ごすために、12月に引っ越す場合は早めに光回線の移転手続きを
インターネットも利用できない、テレビも観られないとなると、せっかくの年末年始が台無しですね。年末年始は特番が多いので、テレビが好きな方は観たい番組が多いはずですね。 12月に引っ越しを行う場合は、とにかく余裕をもって光回線の工事を依頼することが大切です。