フレッツ光の移転に注意!転用後に料金を安くする方法!
●フレッツ光から光コラボに転用すれば毎月の利用料金が安くなる!?
2018年も6月となって引っ越しシーズンは終わりましたが、これから引っ越しをするという方もいるのではないでしょうか。 引っ越しをする場合、利用中の光回線も移転工事の手続きが必要になります。
現在多くの方が利用している光回線はフレッツ光だと思いますが、実はフレッツ光をそのまま引っ越し先に移転すると、料金負担が増えてしまいます
。
その理由は移転工事費。
時期によってはキャンペーンで無料になっていることもありますが、フレッツ光を移転すると原則として移転工事費がかかります。2018年6月現在、どのくらい料金が発生するのかは下の表のとおり。
フレッツ光の移転工事費
ファミリータイプ(一戸建て向け) 9,000円(分割払いの場合、300円×30回)
マンションタイプ(集合住宅向け) 7,500円(分割払いの場合、250円×30回)
しかも、この移転工事費は半額キャンペーン適用後のもの。本来なら、もっと高額な移転工事費がかかるということです。さらに、土日祝日に工事をお願いする場合は、別途3000円が加算されます。 引っ越しのためとはいえ、余分な費用がかかってしまうのは嫌ですよね。
そこで、これから移転工事費の負担をなくすだけでなく、さらにそれ以上に月額料金を安くする方法をご紹介します。
●フレッツ光から光コラボに契約を変更すれば毎月の利用料金が安くなる!
その方法とはずばり、「引っ越し前に利用していたフレッツ光を光コラボレーションに変更する」ことです。
光コラボレーション(略して「光コラボ」)とは、NTT東日本・西日本が提供しているフレッツ光を、各事業者が独自のサービスや施策によって提供するものです。
この「独自のサービスや施策」がポイントで、さまざまな料金プランや無料・割引キャンペーンを利用することができます。 引っ越しのときにオススメなのは、初期工事費が実質無料になるキャンペーン。 フレッツ光の移転手続きを行えば移転工事費が発生しますが、フレッツ光から光コラボに切り替えて工事費無料キャンペーンを利用すれば、工事費は発生しません。
また、光コラボの事業者は他にもさまざまなキャンペーンを行っており、ユーザーの利用状況に合わせて契約することで、利用料金を大きく下げることが可能です。
特に代表的なのが、光コラボと携帯電話の契約を組み合わせることで、携帯電話の利用料金が安くなる割引です。 例えば、ソフトバンクの携帯電話を利用している方がソフトバンク光を契約すれば、携帯電話料金が毎月540円から1080円割引となります(割引額は携帯電話のデータ容量で決まります)。
●フレッツ光から光コラボに「転用」する方法
フレッツ光から光コラボに契約を切り替えることを「転用」と言います。
転用するための手続きとして、まずNTTに転用承諾番号を発行してもらう必要があります。転用承諾番号の発行はTELまたはインターネットからNTTに申し込みます。
転用承諾番号を取得した後は、割引キャンペーンが手厚かったり、契約中の携帯電話とコラボできるなど、条件の良い光コラボ事業者を探して申し込むだけです。
注意点としては、転用承諾番号の有効期限が15日間であること。
この期間を過ぎると、再度転用承諾番号を発行してもらわなければいけません。
どの光コラボに転用するのが良いのか、悩み過ぎて有効期限を過ぎてしまわないようにしましょう!
●光コラボに転用するときに注意したいこと
光コラボはさまざまな事業者が提供しており、割引キャンペーンなどの種類も多岐にわたるため、最終的な月額料金は事業者によって大きく変わってきます。
特に、キャンペーンによる割引額や初期工事費用、解約金の額は事業者によって大きく異なります。
場合によっては、光コラボに転用したことで逆に利用料金が高くなってしまうこともあります。せっかくフレッツ光から光コラボに変えても、利用料金が上がってしまっては意味がないですよね。
次のようなケースでは、フレッツ光から光コラボに転用しても月額料金が安くならない可能性が高いので、注意してください。
・プロバイダの変更によって高額な解約金が発生する場合
・携帯電話のキャリアや契約プランを変更しないと割引キャンペーンが利用できない場合
・もともと月額料金が安い場合
・初期工事費の分割払い中で、残額が多いとき(中途解約すると工事費の残額を一括で請求される)