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分かったつもりは危ない!固定回線ってどういうもの?

スマホなど無線機器が普及して、いつでもどこでも電話やインターネットが使えるようになったためでしょうか。固定回線て何? という質問を受けることが増えました。そこで、固定回線について解説します。      

■固定回線は有線回線

固定回線とは、通信回線のうち有線、つまりケーブルを使った通信のことです。現在使用されているのは、光ファイバーケーブルを使った光回線、旧来の電話線(メタリックケーブル)を使ったADSL、それに同軸ケーブルを使ったケーブルテレビ(CATV)回線の3種類でしょう。このうち、CATV回線では、光ファイバーを使うこともあります。

 

■有線は安定性が高い

光ファイバーや同軸ケーブルなど、専用のケーブルで通信を行うため、電波を利用する無線回線と比べ、一般的に固定回線は、通信の安定性が高いと言われます。固定回線の大きなメリットのひとつです。

中でも光回線は、電気信号を光に変換して光ファイバーの中を通すため、電磁波など外部ノイズにきわめて強いのが特徴です。長距離の高速通信に向いている所以です。

CATVで使われてきた同軸ケーブルは、テレビのアンテナケーブルと同じ構造。メタリックケーブルですが、中心線をシールドという電磁波を伝えにくくする金網などで覆っている構造のため、こちらもノイズにはかなり強い。光通信が普及する前は、高速通信に必要不可欠なものでした。

ADSLで使われる電話線は、ツイステッドペアといって、2本の細い銅線をより合わせた構造をしています。LANケーブルでも同じ構造が使われているように、耐ノイズ性能はなかなかなものなのですが、長い距離の通信に向かないという弱点があります。

 

■速度は光が圧倒的

通信速度を見ると、光回線が圧倒的です。通信事業者により速度に多少の違いはありますが、最速1Gbps以上をうたう回線が当たり前になってきました。ただし、光回線網にはいくつかボトルネックとなる部分があり、利用者が増えたことで、実際に使用してみると公称よりだいぶ遅くなることがあります。それでもWEBでホームページを閲覧したり動画を見たりするには全く問題のない性能を誇っています。

CATVの使う同軸ケーブルもかなり高速です。プランによって違いますが、1Mbpsから300Mbps程度をうたっているところが多いようです。テレビの番組が見られるくらいですから、高速通信にはかなり向いています。

ただし、CATVは幹線部分に多くのユーザがぶらさがるという接続方法をとっているため、流合雑音(りゅうごうざつおん)が多くなりやすいという欠点があります。家庭のテレビなどから紛れ込むノイズのことで、これが多くなると上り回線の速度が落ちてしまいます。幹線を増やして1幹線当たりのユーザ数を減らすなどの対策がとられているようです。

ADSLの速度は、高速通信網の中では低いほうです。理論値では、上り最高5Mbps、下り最高50Mbpsと言われていますが、実際にはそんなに出ません。特に基地局から家までの距離が長いと、大幅に速度はダウンします。これらを承知で家の立地環境を考慮して使う必要があります。

 

■スマホなのに固定?

スマホはモバイル通信ですが、ときには固定回線に接続された機器と化すことがあるのをご存じでしょうか。WiFiルーターを使ったときです。

家に光回線を導入し、WiFiルーターを設置している人も増えました。こうした人たちが家の中でスマホを使うときは、たいていWiFiルーター経由で使うでしょう。このとき、スマホは固定回線用の機器になります。

「ケーブルが接続されていないのに?」という疑問はもっともです。しかし、無線で接続されているのはスマホとWiFiルーターの間だけ。WiFiルーターは光回線、つまり固定回線に接続されています。スマホは外に出ればモバイル、家でWiFiを使えば固定回線機器になるのです。

 

■人が移動する必要のある回線

以上、固定回線とは「回線が固定されている通信回線」のことだということをご説明してきました。別の見方をすると、固定回線とは、「人がケーブルのあるところに移動する必要がある」回線と言うこともできそうです。

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